光の高低差

株式会社スズイチ

2018年03月05日 19:16


照明光ではなく自然光についての話ですが、住まいには快適な生活ができるように一般解としての窓の大きさや高さがあります。
腰の高さから頭上くらいまでの腰窓や床までの掃き出し窓がそれで、ほとんどの住まいはこの2種類の窓の組み合わせになります。
室内に十分な採光と通風を得ることのできる優れた開口ですが、これらの窓の組み合わせだけとなると室内の光は単調になり退屈な印象となってしまいます。

高い位置の光や低い位置の光など高さに違いがあると、室内空間は時間とともに様々に変化します。「建築とは光を操作すること」と考える設計士も少なくありません。
単純に家全体を明るくするのではなく、光の量や位置にも意識すると魅力的な住まいになると思います。

設計企画部の野中でした。



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